妊娠・妊活に利用するマカサプリの副作用・注意点について

マカにはとても豊富な栄養素が含まれています。妊娠・妊活に必要な様々な効果が期待できるのです。サプリメントでマカを摂取していく際に副作用や注意点はあるでしょうか？　「人によっては合う合わないがあるのではないか」「ホルモンバランスが崩れたりしないだろうか」と体への影響も気がかりですね。ここでは、マカサプリの副作用・注意点についてご説明します。

１．マカサプリの飲み始めは1日摂取量目安より少なめから

インカ帝国時代から重要な食物として栽培されてきたマカ。古来より日本人のご先祖様たちが食してきたものではありません。体質、体調により、稀に身体に合わない場合があります。食べ物には個々によって相性があります。マカを飲み始める際は、まず自分の身体はどう反応するかを考え、1日摂取量目安より気持ち少なめから摂取されることをおすすめします。

２．マカの過剰摂取による下痢

医学的な定義での下痢は、1日あたり200gを超える排便量とされています。マカを過剰摂取すると亜鉛と鉄を多く身体に採り入れたことになります。一般的に現代社会の日本人は亜鉛と鉄が不足しがちです。通常、過剰摂取する心配はありませんが、その他の栄養補助食品との掛け合わせで過剰摂取となってしまった恐れがあります。早く不妊を治したいからと、1日で大量にマカを摂取することは控えてください。それよりも、毎日一定量のマカを摂取する方が効果的です。必ず量を守るようにしましょう。

３．マカによるアレルギー（身体の免疫反応）

マカは南米ペルーに植生するアブラナ科の多年生植物です。実はマカは、日本の食卓によく出るカブ、キャベツ、ブロッコリー、大根などと同じ食物なのです。もし、今までにアブラナ科の食べ物でアレルギー（身体の免疫反応）を経験がある方はマカを摂取しないようにしてください。おそらく母数は少ないと思われますが、アレルギーによって体調を崩してしまった時には、すぐにお医者さんに相談してください。

４．マカによるニキビの発生

マカを摂取すると、ホルモン機能調整、免疫活性、滋養強壮などの作用・効果が働きます。もともと脂性肌の方の場合、男性ホルモンの分泌が促され皮脂の分泌量が増えニキビが出てしまうことがありますので注意が必要です。

５．マカによるガスの増大

マカを大量に摂取するとガスが出やすくなると言われています。通常、1日のおならの回数は5回程度です。ガスが増える要因は腸内バランスの影響によるものです。マカを継続していく中でおならの回数が増えたとお感じの場合には、ヨーグルトなどの乳製品を採り入れると良いです。腸内環境を整える乳酸菌と腸内で活躍するビフィズス菌を意識してください。

最後に

臨床実験で摂取されるマカの量は1,500mg〜3,000mgです。1日摂取量の目安として、大体このラインがマカの効果を最大限発揮できると言われています。数字の桁が変わらないように、早くもっと多くという摂取の方法は控え用量を守ってください。そうすれば、ほぼ副作用など感じることはありません。

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